二人でキスを交わしながらベットに倒れ込む。
既に火がついてしまったようになっている身体は 少しの刺激にも感じすぎて 自分でも戸惑うほどの嬌声があがる。
隼人の自分を見る視線にさえ身体が泡立つようだ。


どうかしちゃったような自分。

香南はきっとこれが恋なのだと自覚した。
初めは惚れたと言ってもらえるのが 傷ついた心に嬉しかっただけかもしれない。
でも今はもう隼人が自分を欲してくれているからではなく 自分が隼人を欲しいのだ。
もう隼人で無くてはだめなのだ。

「隼人……すきっ……」
隼人は愛おしそうに微笑みながら その指を後ろに這わせる。
たくさんゼリーを塗り込められて 段々に解され いいところをわざとと焦らすようにはずされると 香南は無意識に腰を動かし隼人をねだった。

「物欲しそうだな 香南。ちゃんと何が欲しいのか言ってみな」
それを口にするのはとても恥ずかしい。
だが、その恥ずかしささえ香南には身体を震わすほどの快感に感じる。

「隼人が……ほしい……いれ…て」
潤んだ目で見つめられて隼人はごくりと喉を鳴らした。

挿入は一気に奥まできた。
喜びに震えながらもその圧迫感に腰が引けそうになるが 隼人はぎゅっと香南の腰を引き付け更に深く突き入れる。

「ああっ〜ああっ……いいっ……いいっ…」
ゆっくりと奥まで突き また入り口まで戻る挿送。
動く度にいいところを擦っていく隼人のそれに香南は更に乱れた。

動く度にぬちゃぬちゃとする隠微な音も 香南をさらに興奮させ 乱れさせる。
とろんとした目で見つめられ その口で名前を呼ばれると 隼人はもうたまらなくなってスピードを上げた。


「ああっ……はやと…すきっ……」
一気に後腔が収縮し隼人は香南にぎゅっと絞られるように包まれる。

「うっ……」
絞るような声を出しながら 隼人は香南のなかに その想いを迸らせた。
その熱さを感じたのか 香南は背を反らし身体を震わせ自分の欲望を腹に飛ばした。
言葉では表せないほどの 満ち足りた瞬間だった。
身体だけでなく心も交わっているような気がして こころから幸せを感じる。
香南はそのまま意識を手放した。

「香南……」
髪をそっと撫でその額に隼人は優しいキスをした。

 

 

 

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